2012年2月14日火曜日

卒業設計

 本日は、私の出身校である北海学園大学の卒業設計発表会に参加してきました。





 各発表者(4年生)が、A1用紙20枚程度の図面と模型を使い、各々の設計趣旨を説明していきます。発表者の説明が終わると、講評者の先生方を中心に質疑が行われます。おおよそ15分から20分でひとつの発表が終了します。


 どれも熱のこもった作品でしたが、自分の伝えたいコンセプトに対し、説明が足らなかったり、コンセプトを伝えるための重要な図面(表現)が足りなかった、それがあればもっと良かったという作品が目につきました。素晴らしい内容の作品でも、やはりそのコンセプトの説明や表現が明確でないと、素晴らしさは伝わり方が違ってきます。それは卒業設計だけではなく、実際の建築を建てる際や、または建築以外の仕事をする際も同じ事がいえる事です。


 私も大学を卒業して十数年経ち、何回か後輩の卒業設計を見学にいっておりますが、その度に学生の建築に対する熱意を感じ、逆にパワーをもらって帰って来ます。


 4年生は卒業しますが、大学で学んだ事や設計に傾けた熱意、また建築の面白さを忘れずに、社会に出ても頑張ってほしいと思います。

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